前火葬・骨葬が合理的

火葬を葬儀・告別式よりも先に行う前火葬・骨葬は東北地方や北海道、九州地方などの一部地域で見られる風習です。
生きて接してる時間を大切・濃厚にする意味でも合理的な形態ですし、安置料金で考えても合理的な形です。

●安置料金(一日当たり)

・遺体用冷蔵庫では約5000円~

・部屋安置では1万円~3万円+ドライアイス代1万円

火葬は死亡から24時間経過しないと行えないので、一日分の安置費用が最低でも発生しますが、その間に役所への死亡届提出や火葬場の予約を行うと効率的です。

◆死亡後の大まかな流れ

⓵死亡診断書

・病院や施設で死亡の際は施設スタッフに伝え、死亡診断書をだしてもらう。

(名前や生年月日を間違えて記入されてる事もあるので、必ず確認する)

・自宅死去の場合はかかりつけ医に連絡して来て頂き、死亡診断書を書いてもらう。

・不慮の死の場合は救急車や警察を呼び、対応をしてもらい、その後の指示を聞く。

②搬送→安置

病院や施設死去の場合は安置出来る時間に制限を設けてる所もある為、事前に確認しておき、決められた時間内に搬送が必要な為、業者の手配をする。

葬儀業者にお願いした場合、ここから火葬まで全て段取りをしてくれると思います(業者にお願いした場合、宗教儀礼を行わない火葬式でも最低20万円は支払うと考えた方が良く、安置日数やその他費用に応じて加算される)

・自宅死去の場合は室温20度以下に保てる環境であれば、そのまま安置も可能。
体は腸から腐食する為、腹から肺にかけてドライアイスで確りと冷やす。
鼻・耳・口から虫などが入り込まない様に綿を詰める

③火葬場の予約:故人の住民票登録地に対応した火葬場はお得に利用出来る場合もあるので予約方法も含めて事前に調べておく。

④市役所に死亡診断書を提出する。その際に火葬場を予約した日時の確認が行われる

⑤火葬

⑥宗教儀礼を行う場合は、このタイミングで行う

⑦納骨・散骨